![予算300万円以下で買えるおすすめSUV【スバル/スズキ編】](https://dol.ismcdn.jp/mwimgs/2/b/650/img_2b038c5b2b1b1649ffa8ffd17f0606a3129461.jpg)
「予算はなるべく抑えつつ、しかも人気のSUVの中からクルマ選びをしたい」──そんなことを考える人は多いはずだ。しかし、人気故に車種の選択肢は広く、さらにそこからグレードも選ばないといけない昨今、それは決して簡単な話ではない。ではプロならどんなクルマを奨めるのか。それを毎回提案していきたい。第三回はリーズナブルかつ長く愛せる「スバル XV」と「スズキ エスクード」である。
これまでの300万円以下のSUV選びでは、最上級モデルでなければ手に入るなんて条件付で紹介してきたが、今回紹介する2車種はいちばん高いグレードでも300万円以下、もちろん消費税込みというモデルだ。もちろん、それだけではなく唯一無二的なスタンスであったり、あまり知られていないが実はすこぶる優秀という、そんなキャラクターも持っている。
スバル XV
![スバル XV](https://dol.ismcdn.jp/mwimgs/2/f/650/img_2fd5a83ab55cd61eb13efd9453b6f1c0236697.jpg)
優れた基本性能をさらにブラッシュアップしたXV
まず紹介するのは「スバル XV」。スバルの主力モデルであるインプレッサをベースに最低地上高を50mmアップさせた200mmとし、それに伴ってエクステリアにタフさをプラスしたモデルだ。インテリアデザインも基本インプレッサのままだが、その設えは内外装ともに、威張り散らすのではなく、センスのいいSUVテイストを加えており、カジュアル感が上手く演出されている。
ちなみに、XVを名乗るモデルがデビューしたのは2010年のこと。ベースになったのはインプレッサだったが、シャシーに手を加えず、つまり最低地上高を変えぬままにブラックのオーバーフェンダーなどで架装した、雰囲気だけのSUVだった。2012年に登場した2世代目は、オールマイティな走行性能可能なモデルとして仕立て、そして2017年に現行型となる3世代目へとスイッチしている。