新型コロナウイルスは米経済の急激な縮小を招くとエコノミストは予測している。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が実施した今月の調査によると、企業の雇用削減で失業率の急上昇も見込まれている。ただ、今年後半には景気回復が始まるとみられている。調査に回答したエコノミストの平均予測によると、失業率は6月に13%に達する。12月でも10%としている。3月は4.4%だった。企業は2月との比較で1440万人の雇用を削減するとみられ、エコノミストの約3分の1は労働市場の底打ちは5月になると予測している。エコノミストは国内総生産(GDP)は4-6月期に年率で25%縮小するとみている。3月の調査では0.1%のマイナス成長が予想されており、激烈な悪化となった。
米経済、新型コロナで急激に縮小=WSJ調査
有料会員限定
あなたにおすすめ