新型コロナウイルスの感染を巡り米刑務所や収容施設内では緊張が高まっており、暴動の発生やハンガーストライキの実施などが見られ事態となっている。  ワシントン州のある刑務所では8日夜に100人以上の受刑者が抗議集会を開き、刑務官が非致死性の拳銃を発砲したり催涙スプレーを使用したりして対応した。当局者らによれば同刑務所では6人の受刑者に新型コロナウイルス感染の陽性反応が出ている。  受刑者のウイルス感染ホットスポットとなっているルイジアナ州のオークデール連邦刑務所では8日夜、少なくとも1人の受刑者にスプレーが使用され手錠がかけられたという。