サウジアラビアをはじめとする石油輸出国機構(OPEC)加盟国は、できる限り早期に原油を減産することを検討している。関係筋が明らかにした。OPECは今月、5月から減産することで米国やロシアと合意していた。20日の米市場で原油先物価格が史上初のマイナスとなったことを受けたもの。事情を知るサウジ関係者は「この大惨事に対しては何らかの対処をする必要がある」とし、「だが少し遅過ぎたかもしれない」と語った。