――WSJの人気コラム「ハード・オン・ザ・ストリート」 ***  原油市場はさらなる悲報に備える必要がある――今度は中国発だ。  ニューヨークの原油先物相場は20日、価格が初めてマイナス圏に沈んだ。背景には、石油需要がなくなる中で、投資家が手放したい期近物に買い手が付かなかったことがある。テキサス州には米国産原油があふれており、少なくとも当面は、行き場を失ったままだ。  世界最大の原油輸入国である中国では、2月の新型コロナウイルス封じ込めに向けた封鎖措置から、景気が持ち直しつつある兆候が出ている。