新型コロナウイルス感染拡大の防止のために日本全国ステイホーム中の今、空前のブームとなっているのが「あつ森」こと「あつまれ どうぶつの森」である。癒しゲーともいわれる「あつ森」が、なぜこれほど人気を集めるに至ったのか。(文/フリーライター 武藤弘樹)
外出自粛でゲームが人気
みんな「どうぶつの森」をプレイ
新型コロナウイルス感染拡大防止のため不要不急の外出を控えて自粛するよう、巷(ちまた)ではさかんに呼びかけられている。品行方正な日本人諸氏はこれに従い、各々が高い意識のもと感染拡大防止に努めていて、最近では通話アプリのテレビ通話機能を使った「LINE飲み」や「Zoom飲み」などが流行っているようである。
他に在宅でできることといえば映画鑑賞やゲームであり、特にゲームについては、自粛ムードを受けてニンテンドースイッチがよく売れて品薄状態になった。そんな中で発売された「あつまれ どうぶつの森」は、元から人気のあったシリーズの新作ということでさらに人気を集め、老若男女がこぞってやっているような状況である。
ファミコンが登場した頃からかれこれ35年近くゲームをやっているアラフォー筆者が、このゲームの面白さについて紹介してみたく思う。