任天堂に巣ごもり消費の追い風が吹いている。幾つか課題もあるものの、勢いは続きそうだ。同社は予想を上回る2020年3月期決算を発表した。新型コロナウイルスの感染拡大を受けたロックダウン(都市封鎖)がゲーム事業を押し上げた。3月下旬に発売された新作ソフト「あつまれ どうぶつの森」は瞬く間にヒットし、主要市場の販売本数は発売後6週間で1340万本を達成。家庭用ゲーム機「スイッチ」向けのソフトとして過去最高の滑り出しとなった。