米サイバーセッキュリティー会社ラピッド7は昨年、テキサス州オースティンの自社オフィスに小さなカメラを幾つも導入した。スタッフのスペース使用状況を探るためだったが、現在そうしたカメラは従業員同士の距離を保つために使われている。  人を数えるこうしたカメラは、人工知能(AI)で動くセンサーとしても知られる。近年ではこのニッチなツールを一助に企業が自社オフィススペースを有効活用しており、不動産コストを削っているケースもある。