先月、祖母を亡くしたジル・フリートマンさんは告別式をしたいと思った。だが、ロックダウン(都市封鎖)で親族や友人の集まりが禁じられていたため難しかった。両親と話し、ビデオ会議サービスのズームで1400ドル(約15万円)からの告別式を開催するオンラインサービス会社ギャザリングアス(GatheringUs)を試すことになった。フリートマンさんはマンハッタンのマンションを離れることなく、89歳で死去した祖母ブランチ・フリートマンさんの告別式をわずか2時間で企画した。進行中、ギャザリングアスは技術的な面をさばいた。ロングアイランドでの埋葬の場面は生配信された。埋葬後、30人近い会葬者がビデオにとどまって数時間おしゃべりをし、ブランチさんの思い出を共有した。
オンライン告別式、コロナ拡大で人気高まる
利用が急増したビデオ会議サービス経由の葬式、流行は今後も続くのか
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