新型コロナウイルスの感染拡大で高校への訪問などができない米陸軍の採用担当者が、ビデオゲーム大会を足掛かりにした兵士の確保に乗り出している。陸軍は、オンラインゲームをフルタイムで行うeスポーツチームに属する兵士たちの専門知識を活用。採用担当者は大規模なオンライン大会の開催を支援し、そこで陸軍のゲーマーが直接顔を合わせることなく兵士候補に連絡を取っている。新型コロナの影響により、陸軍は例年のようにニューヨーク州の大規模イベントにブースを設置して兵士を募集できない可能性がある。そこで急きょ人気シューティングゲーム「コール・オブ・デューティ」の大会を数週間にわたって運営することにした。従来の方法より多くの兵士候補をオンライン経由で確保できたという。