これまでの経験や実績はひとつの判断材料

 その上で、管理会社の姿勢やレベルを判断するにあたっては、まず会社が誕生してからこれまでの経験や実績は重要な判断材料のひとつです。

 歴史の長い会社はそれだけ安定性があるといえますし、受託しているマンションの戸数が多く、複数の棟がある団地型や店舗などとの複合タイプ、超高層マンションなど多様なタイプのマンションを手掛けているところは、それだけ対応力に優れているといえるでしょう。

 ただし、10年ほど前から管理会社の吸収・合併が増えています。吸収・合併した管理会社の場合、これまでの経緯や管理戸数に関し、他社と単純には比較できないので注意しなければなりません。