社交の場を提供するバーやナイトクラブが、ソーシャルディスタンス(対人距離の確保)の時代にどう営業を再開するか模索している。  新型コロナウイルス封じ込めに向けたロックダウン(都市封鎖)が緩和される中でも、狭い空間で大勢の客に酒などを提供するビジネスは、店内のスペースの見直しや営業手法の変更、または店舗閉鎖の継続を決めるなどの対応を迫られている。  米ナイトライフ協会(ANA)のフアン・カルロス・ディアス会長は「とりわけナイトクラブなど、最大の商品がアルコールである場所では、6~10フィート(約2~3メートル)の対人距離を確保しながら、営業を再開するのは難しい」と話す。