写真:社会的距離のイメージ
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緊急事態宣言が全面解除された。ほっと一息ついて、元の生活に戻りたいところだが、感染第2波に備えられる貴重な時間であるかもしれない今、お金の扱い方についても、「新しい生活様式」を確立しておきたい。コロナ対策では、一人ひとりの物理的距離を取る「ソーシャル・ディスタンシング」の重要性が強調されるが、これと同様の概念と行動を、金融の世界にも持ち込むべきだ。(経済評論家・楽天証券経済研究所客員研究員 山崎 元)

緊急事態宣言解除で一息つく前に
お金にも「新しい生活様式」を

 新型コロナウイルス感染症に伴う緊急事態宣言が5月26日付けで全国全ての都道府県で解除された。もっとも、コロナが完全に抑え込まれたわけではない。今後、再流行の可能性を警戒しながら、「新しい生活様式」と名付けた暮らし方を用心深く続けることを呼びかけて成り行きを見守ることとなる。

 感染症の拡大がひとまず収まりつつあるのは良いことだ。投資家にとっては、株価が「高値からの下落」の半値戻し以上に戻っていることも結構なことだ。

 ほっと一息ついて、元の生活に戻りたいところだが、感染第2波に備えられる貴重な時間であるかもしれない今、お金の扱い方についても、「新しい生活様式」を確立しておきたい。