米アマゾン・ドット・コムは、自動運転技術開発を手掛ける新興企業ズークスを買収する方向で交渉しており、交渉は進んだ段階にある。関係筋によると、交渉ではズークスの価値を、同社が2018年に実施した資金調達ラウンドでの評価額32億ドル(約3440億円)を下回る水準とする方向で話し合っている。合意は数週間先になるかもしれず、交渉が決裂する可能性もあるという。ズークスは2014年に設立され、電動のロボットタクシーを生産するために必要なハードウエアとソフトウエアを開発している。スマートフォンでロボットタクシーの配車を依頼できるサービスを年内に開始する予定だ。