新型コロナウイルス流行を受けて企業の間でデジタル技術を活用する動きが広がる中、ハイテク業界の従業員が自動化により、職を失うとの懸念を特に強く抱いていることが分かった。  22日公表された国際会計事務所KPMGの報告書によると、米ハイテク企業に勤務する労働者のうち推定67%が、人工知能(AI)やマシンラーニング(機械学習)、ロボティックソフトウエアなどのデジタル技術により、失業しないか心配だと回答した。テク業界以外では、この割合は44%だった。