政府のサイバーセキュリティー担当者として働くティモシー・フリンさん(50)は新型コロナウイルスの感染拡大でバージニア州チェサピークの自宅にとどまらざるを得なくなり、車で3時間のところに住む恋人に会えなくなった。そこでフリンさんは自分にできることを見つけた。それが結婚を申し込むことだった。今月初旬のプロポーズの時点でまだ数カ月の付き合いだったが、彼女が運命の人だと分かっていたそうだ。それに新型コロナウイルスがもたらす悲しみを打ち消す何かがしたかった。「2人で映画にも行けず、大した気晴らしもできない」とフリンさんは言う。「私たちにとって(プロポーズが)ハイライトだった」新型ウイルスは結婚式の障害にはなっても、婚約の障害にはなっていない。