黒人男性ジョージ・フロイドさんの死をきっかけとする抗議デモは米国内の多くの都市で続き、複数の警察官や抗議活動参加者が負傷しているほか、店舗の略奪行為も発生。逮捕者も数百人に達する事態となっている。各都市の当局者らは鎮静化を試み、複数の州で知事が州兵を動員。一部の市では3夜連続で夜間外出禁止令が敷かれた。ドナルド・トランプ米大統領は極左団体の「アンティファ(反ファシスト)」をテロ組織に指定する方針を明らかにしている。5月26日に抗議活動が始まったミネソタ州ミネアポリスでは、無法状態にあった市内の鎮静化に向け大きく進展したと当局が発表。抗議活動参加者らがまとまり始める前に、州兵や地元警察が暴徒を逮捕し分散させたと述べた。
米黒人男性死亡事件、暴動続く 極左団体をテロ組織指定へ
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