米スナップは3日、同社のメッセージアプリ「スナップチャット」のホームページ上でドナルド・トランプ大統領のアカウントを目立つように表示することを中止すると明らかにした。大統領発言が人種間の抗争をあおる可能性があると判断したためだ。広報担当者が明らかにした。スナップは、ミネソタ州ミネアポリスで黒人のジョージ・フロイドさんが警官に身柄を拘束されている間に死亡した事件を巡る5月30日のツイートに言及した。トランプ氏は、デモ参加者がホワイトハウスの「塀を破る」ことを米シークレットサービスが阻止したと称賛。ホワイトハウスに侵入していれば「最も凶暴な犬のあいさつを受けていただろう」とツイートした。スナップはトランプ氏のアカウントをアプリ上に残すが、これまでのようにセレブや著名人のアカウントと並べて「ディスカバー」ページに取り上げることはやめる。
スナップ、トランプ氏投稿の宣伝中止
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