アルファベット傘下のグーグルは4日、中国とイランから、米大統領選の関係者を標的とするハッカー攻撃があったと明らかにした。ドナルド・トランプ米大統領の陣営はイランから、民主党の候補指名が確実視されているジョー・バイデン氏の陣営は中国からそれぞれ攻撃を受けたとしている。今回の攻撃は「フィッシング」と言われるハッキングの手口を使っており、これは電子メールアカウントへの不正アクセスを試みることが多い。2016年の大統領選でも、ロシアのハッカー集団が民主党関係者の情報を盗み、ネットに投稿するなどしており、前回の二の舞いになりかねない状況だ。グーグルによると、ハッカー攻撃は成功していないもようだとしている。同社は連邦当局や被害者に対して、攻撃を通知した。グーグル内の対諜報グループを率いるシェーン・ハントリー氏が明らかにした。
トランプ・バイデン両陣営にハッカー攻撃、イランと中国から
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