黒人男性のジョージ・フロイドさん死亡事件に関する情報入手や連絡手段にソーシャルメディア(SNS)が活用される中、抗議活動を追う人の間では、新たなアプリ「シチズン」がツイッターやフェイスブック以上に注目されている。調査会社センサータワーによれば、シチズンはここ1週間、アップルの「アップストア」とグーグルの「グーグルプレイ」での新規ダウンロード数が約62万回に達した。同アプリは、警察無線や現場からの報告をもとに、利用者の近くで何が起きているか(抗議活動や警察の緊急対応など)を知らせるという。調査会社アップアニーによると、シチズンの1日当たりのダウンロード数はアップストアで744位から4位まで上昇。現在はニューヨーク市やヒューストン、ロサンゼルス、そしてフロイドさんが警察に拘束された際に死亡したミネアポリスなど、大規模な抗議活動が行われている都市18カ所で利用できる。
地域犯罪情報アプリ、米国で利用者急増
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