映画館は新型コロナウイルスの世界的大流行(パンデミック)を乗り切れるだろうか? その問いへの答えは、米テキサス州に本社を置く映画館チェーンと英国出身の映画監督が握っているかもしれない。米テキサス州プレイノに本社を置くシネマーク・ホールディングスは、米国内4649カ所、国外1496カ所で映画館を運営し、米AMCエンターテインメント・ホールディングスと英シネワールド・グループに次ぐ世界3位の劇場チェーンだ。この3社のうちでは、シネマークが最も財務的に健全だとみなされており、米調査会社モフェットネイサンソンのロバート・フィッシュマン氏はシネマークを「歴史的に最も規律ある、保守的経営の映画館運営会社」と評している。
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