米国で警察活動の見直しを求める動きが勢いづいている。米ミネソタ州ミネアポリスで起きた黒人男性死亡事件への抗議行動を受け、連邦議会下院が警察改革法案を提出したほか、全米各地で警察の予算削減を求める声が高まっている。下院民主党が提出した警察改革法案は問題を起こした警官の起訴を容易にする内容。また人種的偏見をなくす研修の導入なども含まれている。一方、事件が起きたミネアポスに加え、ロサンゼルスやニューヨーク市などでは警察機能や予算の縮小および再編に向けた取り組みが始まった。サンフランシスコやボルティモア、そしてフィラデルフィアなどの都市でも同様の取り組みが検討されている。
警察の活動や予算見直し求める動き、米で強まる
有料会員限定
あなたにおすすめ