――WSJの人気コラム「ハード・オン・ザ・ストリート」 ***  米個人消費に空いた大きな穴はまだ消えていないが、それほど深くはなくなった。  商務省が16日公表した5月の小売売上高は前月比17.7%の大幅増となった。市場予想を上回る伸びとなったほか、14.7%の急減となっていた4月のマイナス分を帳消しにした。背景には新型コロナウイルス感染防止に向けた制限措置の緩和や、パンデミック(世界的大流行)下で営業を続ける方策を企業が見いだしことに加え、国民が景気刺激策による給付金を受け取ったことがある。