米テキサス州のソングライター、TJアサデイさん(23)を人気動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」のスターに押し上げたのは、ダンスでも音楽でもなかった。4月に投稿した13秒間の「中国敬愛」動画が起爆剤になったとアサデイさんは考えている。その動画では、中国国歌が鳴り響く中、アサデイさんが中国国旗の前で習近平国家主席の写真を指さし、「私の大統領」と呼んでいる。5月半ばには、アサデイさんのファンは2000人から9万人以上に膨れあがっていた。「このジョーク動画を投稿するまで、これほどの人気を集めたことはなかった」TikTokでは、(目配せしながら)中国を賛美する動画が意外にも新たなトレンドとして浮上している。TikTokは、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)を背景に、人気がさらにうなぎ登りだ。
「中国礼賛」すれば人気爆発? TikTok投稿のコツ
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