リモートワークに集中できる
環境を整えているか?

 企業でリモートワーク導入を成功させるポイントの一つにオフィスと同様、仕事に集中できるスペースの確保があります。これはウェブ面接でも当然、必要になる環境です。

 周りを気にしながら面接などできません。集中してコミュニケーションができ、騒音が入らない場所を確保する必要があります。周囲に大勢の客がいるカフェで面接などもってのほか。オンラインでアクセスするのは簡単ですが、環境はしっかり整えなければなりません。

 リモートワークの普及が急速だったので致し方のない側面はありますが、面接に集中して臨める場のない人は、リモートで十分な仕事ができる可能性は低いと企業の人事は考えます。リモート業務が中心になる会社だと、なおさら厳しいです。

 若手はともかく、40代以上、中堅クラス以上のビジネスパーソンであれば会社から補助が出るかどうかにかかわらず、リモートで仕事ができる環境づくりに投資すべきです。私の世代である50代以上は書斎に憧れがあるので、どんなに狭くても自分のスペースを自宅に持っている人が多いですが、30代くらいになると、そもそもそんな憧れはないようです。

 しかし、これからは通勤が減少する可能性が高いですから、可能であれば少々駅から離れていても、自分が集中できる仕事スペースを確保できる住居に引っ越すことをお勧めします。アフターコロナの時代において、それは自分への投資にもなるでしょう。

(株式会社クライス・アンド・カンパニー代表取締役 丸山貴宏)

※参考資料
厚生労働省 第1-3回「新型コロナ対策のための全国調査」からわかったことをお知らせします。第4回「新型コロナ対策のための全国調査」の実施のお知らせ
日本総研 テレワーク化でオフィス需要が大幅減に