米上院のエーミー・クロブシャー議員(民主、ミネソタ州)は18日、11月の大統領選に向け民主党の候補指名獲得が確実となっているジョー・バイデン前副大統領に対し、副大統領候補に有色人種の女性を選び、自身をリストから除外するよう求めたことを明らかにした。クロブシャー氏はMSNBCのインタビューで、自身の判断を17日にバイデン氏に伝えたと述べた。クロブシャー氏は民主党の大統領候補指名獲得を目指していたが、3月上旬に撤退しバイデン氏を支持した。クロブシャー氏は有力な副大統領候補とみられていたが、黒人男性のジョージ・フロイドさんが白人警官に拘束された際に死亡した事件を受け、先行きに不透明感が出ていた。