アップルは19日、新型コロナウイルス感染者数が増加している4州で、直営店を再び閉鎖すると発表した。営業再開に伴い、企業が安全性の確保に苦慮している現状が浮き彫りとなった。アップルによると、閉鎖するのはフロリダ(2店舗)、ノースカロライナ(2店舗)、サウスカロライナ(1店舗)、アリゾナ(6店舗)。アップルは全米で271店舗を構える。アップル広報は「十分に用心しての措置であり、状況を注視している。チームや顧客に早期に再会できることを楽しみにしている」とコメントした。決定に関するそれ以上の詳細は明らかにしていない。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が米ジョンズ・ホプキンス大学のデータを分析したところによると、過去1週間に12以上の州で、感染者の増加ペースが前の週から加速した。テキサス、アリゾナ、ノースカロライナの各州は今週、1日当たりのコロナ関連の入院患者が最多に上った。
アップル、米4州で直営店を再び閉鎖 コロナ感染増で
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