【ワシントン】米司法省は、黒人男性ジョージ・フロイドさんが死亡した事件を受けて、ミネアポリス警察署に憲法に違反する行動パターンがなかったか、連邦捜査の実施を検討していると議会に伝えた。  フロイドさんの事件を巡ってはすでに、警察の拘束中に殺害された問題に関して、公民権を巡る連邦捜査が行われている。司法省が検討中のより広範な捜査では、ミネアポリス警察署で過去に人種差別や過剰暴力、違法な検問などの不正行為がなかったを調べる見通しで、改革案のリストを策定する可能性がある。  トランプ政権下の司法省はこれまで、組織全体に問題がなかったかを調べるこうした捜査を著しく縮小。