躍進の原動力はギャラクシーSIIIだが、米クアルコム製半導体チップの世界的な供給難で日本メーカーの春夏モデルの投入が遅れる中、サムスンだけは最新機種を投入できた恩恵もある。木村氏は「SIIIの50万台など、数を伸ばした要因は運が半分、実力が半分。今秋以降はチップ切れが解消され、同じようにはならない」とみる。

 今秋と目されるiPhone5の投入に向け万全の舞台が整ったアップルに対し、サムスンの戦略見直しは必至だ。

(「週刊ダイヤモンド」編集部 大矢博之)

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