7月4日(米独立記念日)の週末に車で出掛けた人は、この時期としては数年ぶりの安いガソリン価格を享受したが、ガソリンスタンド側もまずまずの商売となっている。  燃料小売業者はここ数カ月、ガソリンの記録的なマージンを追い風にしてきた。分析会社IHSマークイットによると、米消費者がスタンドで支払う価格とガソリン卸売価格の差(税金、その他のコストを除く)は、今年前半には1ガロン当たり平均約0.41ドルと、6カ月の平均では過去最高だった。  米レギュラーガソリンの小売価格は3日時点で約2.18ドルと、前年同期を約21%下回った。