赤字になるのも
社長の決定そのもの
会社が赤字になるのは、外部環境のせいではありません。
会社が赤字になるのは、
社長が「赤字でもいい」と決定したからです。
会社がつぶれるのも、社長が「倒産やむなし」と決定したからです。
「そんな決定をする社長などいるわけないじゃないか!」
と思われるかもしれませんが、経営環境が厳しいことがわかっていながら、有効な対策を取らなかったのは、「赤字でもいい」「倒産していい」と決定したのと同じです。
国や地方自治体は、さまざまな中小企業支援策を打ち出していますが、補助金や助成金を受け取るときは、長期的な展望を持つべきです。
目の前のお金に飛びつくだけでは、会社の体質を確実に弱くします。
補助金が打ち切られたときに戦う術がないからです。
「今」をなんとかしのいだところで、地力のない会社は、早晩なくなってしまう。
安易に公的な援助を受けると、経営が甘くなります。
だから、社長が実力をつけていくしか生き残る道はない。