【香港】国際的な学術誌に掲載された100以上の学術論文で画像の再利用があったことが調査で明らかになったことから、中国人研究者らによる十数以上の科学論文が相次いで撤回されている。 折から、新型コロナウイルス対策に関連して、科学研究上の公正さへの懸念が強まっている。
米スタンフォード大学医学部の元研究者で画像分析の専門家であるエリザベス・ビク氏は、同じ一連の画像を使用しているとみられる121の学術論文を6つの世界的な学術誌で発見。これらの論文は4年間にわたる期間に発表されたもので異なるテーマを扱い、著者の出身地は中国国内の約50都市にまたがっていた。