米コーヒーチェーン大手スターバックスが28日発表した4-6月期(第3四半期)決算は赤字転落となった。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)による売上高の減少やコスト増が響いた。純損益は6億7810万ドルの赤字(前年同期は13億7000万ドルの黒字)。1株損益は0.58ドルの赤字(同1.12ドルの黒字)で、赤字幅は約10年ぶりの大きさ。特別項目を除いた調整後1株損益は0.46ドルの赤字(同0.78ドルの黒字)。売上高は38%減の42億ドル、世界の既存店売上高は40%減。店舗の休業や営業時間の短縮、来客数の減少が影響した。7-9月期(第4四半期)と2020年9月期の世界の既存店売上高予想は12~17%減。7-9月期の売上高予想は10~15%減、1株利益予想は0.06~0.21ドルとしている。
米スターバックス赤字転落、新型コロナ響く
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