「ピンタレスト」と聞いて、ただのソーシャルメディアのことだと思ったなら、もっと大きくとらえたほうがいい。かつてはニッチな写真共有サイトだった米ピンタレストは幅広い電子商取引(EC)の一角を占める企業に成長しようとしており、株価はそれに値して上昇している。過去2週間に発表されたソーシャルメディア企業の第2四半期の業績はまちまちだったが、ピンタレストはなんとか利用者数と売上高を伸ばし、市場予想を上回った。同社によると、他のプラットフォームに対する広告ボイコットや小・中規模広告主のバランスの良さ、消費者の即時行動を促すダイレクトレスポンス広告における強みなどが広告収入に寄与したという。これらは広告主に目先の投資対効果をもたらすことから景気低迷時には有効な要素だ。
ピンタレストのショッピング機能、注目浴びる理由
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