米娯楽・メディア大手ウォルト・ディズニーの株を買った投資家は、最近の株価上昇の「ショー」を楽しんでいるが、「めでたしめでたし」という結末にはならないかもしれない。ディズニーが先週発表した第3四半期決算が予想ほど悪くなかったことを受け、同社の株価は、米国が新型コロナウイルスの世界的大流行(パンデミック)の影響を受けていない2月初めの水準まで回復した。投資家は比較的早いパンデミックからの回復を織り込んでいるが、「どんでん返し」の可能性に備える必要がある。昨年4-6月期の決算では、今回最もコロナウイルスの影響を受けた2つの部門(テーマパークと映画を含む)が売上高全体の半分以上を占めていた。今年の4-6月期はこれらの事業を含む部門は合計で前年同期比74%減となり、売上高全体の4分の1にも届いていない。