米ネット通販大手アマゾン・ドット・コムは米国の6都市でオフィススペースを拡大し、数千人の雇用を追加する計画だ。多くの企業が永続的なリモート勤務を受け入れる中でも、アマゾンがオフィスワークを中心に据えて長期計画を立てていることが浮き彫りになった。  アマゾンは18日、ニューヨーク市、フェニックス(アリゾナ州)、サンディエゴ(カリフォルニア州)、デンバー(コロラド州)、デトロイト(ミシガン州)、ダラス(テキサス州)の6拠点で計3500人の採用を計画していると発表。かつて米百貨店ロード・アンド・テイラーの旗艦店が入っていたニューヨーク5番街のオフィスでは2000人を採用する予定だ。