新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)はメーキャップ事業の様相を変えているが、ワクチンが開発されれば売上高は回復するとみられている。  在宅勤務や外出時にマスクを着用する女性が増え、口紅や頰紅などのカラー化粧品の需要は落ち込んでいる。それは業界の2つのトレンドを加速させた。スキンケアと「トライオン」技術への注力だ。  コロナ収束の日が分からないとあって、メーキャップ用品の売上高は低迷が続き、化粧品会社の業績を引き続き圧迫しそうだ。