安倍首相
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失敗続きのコロナ対策
徹底検査が最大の経済対策

 8月28日、安倍晋三首相が辞任を表明した。

 首相の連続在位日数が最長だったが、デフレ脱却を掲げたアベノミクスをはじめ、「1億総活躍社会」「働き方改革」など、スローガン倒れで終わったものが多い。

 むしろ今後の日本経済、後継政権には、安倍政権がもたらした「負の遺産」が大きくのしかかってくることが予想される。

 まずは当面の新型コロナウイルスがもたらす経済危機をどう克服するかだ。安倍政権はこの問題でも失敗続きだからだ。

 バブル崩壊や福島第一原発事故などのリスクにきちんと対処できず、日本経済は衰退を重ねてきたが、ポスト安倍も同じ道を歩みかねない。

楽観的見通しが支配するが
倒産や休廃業が急増の恐れ

 実際、今年の4~6月期に実質GDP成長率は戦後最悪となるマイナス27.8%を記録した。