実践しよう!

■間を置いて反応する
 感情的になって反射的に行動を起こし、後悔するという負のサイクルを抜け出しましょう。誰かの言動に怒りがこみ上げてきたときも、すぐには反応しないことを習慣づけましょう。立っているのなら、椅子に腰を下ろします(人間は座っているときのほうが冷静でいられます)。相手に反応を求められているときは、「少し考えさせてほしい」と返しましょう。

 疲労やストレスが溜まっていると、感情的な反応をしがちです。感情が抑えきれないときは、一晩眠ってから反応するようにするとよいでしょう。誰かに書きづらいメールを書かなければならないときは、いったん下書きを書いてから一日寝かせ、見直してから送るようにすることをお勧めします。

■共感する心を持つ
 他人に共感し、相手の意図を理解できることは、極めて価値の高いスキルです。このスキルがある管理職は高く評価され、部下から好感を持たれます。あなたの身近にいる、こうした人物を思い浮かべてみましょう。

 真の共感は、受け身の態度からは生まれません。積極的に相手を知ろうとする姿勢が求められます。時間と労力をかけて、相手を理解しようと努めましょう。その人が何を感じ、どう物事に対処しているかを尋ねるのです。「身近な人だから、何も言わなくてもわかり合えている」という考えもよくありません。身の回りにいる家族や同僚に、もっと細やかな注意を向けることを習慣づけましょう。