米マイクロソフトと米アマゾン・ドット・コムが、激化するクラウドコンピューティング市場のシェア争いで新たな戦略を取り入れている。両社ともに、急成長するスタートアップ企業に販売支援を約束し取り込みを図っている。マイクロソフトは14日、電子メールのセキュリティーを手掛けるアブノーマル・セキュリティー(カリフォルニア州サンフランシスコ)との提携を発表した。アブノーマルは自社ソフトウエアをマイクロソフトのクラウドサービス「Azure(アジュール)」に移行させ、マイクロソフトは自社顧客の大企業にアブノーマルのサービスを売り込む。マイクロソフトでは、こうした取り決めは初めてだとしている。金銭面の詳細は明らかにしていない。
マイクロソフト、クラウド新興企業と提携 アマゾンに対抗
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