【ワシントン】米連邦検察当局は16日、米国内外の100以上の企業に対しハッキング攻撃を行ったとして、中国の主要情報機関とのつながりが疑われる中国国籍の5人を訴追した。ソーシャルメディア企業や大学、通信事業者などが攻撃を受けたとしている。  当局によると、14日にはマレーシアで同国の実業家2人が逮捕され、テレビゲーム業界を狙った攻撃を巡り中国人ハッカーと共謀した疑いで訴追された。  16日に公表された3件の起訴内容には、米トランプ政権下で中国の関係者に対し提起されたその他の複数の案件が盛り込まれた。