米疾病対策センター(CDC)のロバート・レッドフィールド所長は16日、新型コロナウイルスワクチンが一般に接種可能となるのは来年の夏以降になる可能性があるとの見通しを示した。  レッドフィールド氏は上院歳出小委員会の公聴会で、ワクチンが幅広く接種できるようになるのは、2021年4-6月期の終わり、あるいは7-9月期になるだろうと述べた。また年末時点でのワクチン供給は非常に限定的なものになるとし、コロナの罹患(りかん)リスクが最も高い人やファースト・リスポンダー(救急隊、警察など災害や事故の際に最初に対応する人々)への接種が優先されると述べた。