21日の米株式相場は大幅続落。ダウ工業株30種平均が500ドル超下落したほか、原油や金も大幅安となり、相場が今後さらに荒れるとの懸念も浮上している。景気に敏感な素材や資本財といったセクターが下げを主導した。原油価格も大幅安となったほか、通常は安全な資産の逃避先と見なされている金も下落するなど、多様な資産クラスが同時安となったことで、市場関係者の間では、3月に市場を襲った混乱が再来するとの警戒感が強まった。ダウ工業株30種平均の終値は前週末比509.72ドル(1.84%)安の2万7147.70ドル。S&P500種指数は38.41ポイント(1.16%)安の3281.06、ナスダック総合指数は14.48ポイント(0.13%)安の1万0778.80で引けた。
NYダウ大幅下落、荒れ相場再来の懸念も
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