ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は25日、11月3日の米大統領選があと数週間後に迫る中、米ロ両国が互いに選挙不干渉を確約する協定を結ぶよう「停戦」を提案した。米情報当局やサイバーセキュリティーの専門家は、ロシア当局はすでに米大統領選に影響を及ぼそうと情報工作を仕掛けていると指摘している。ロシア大統領府が公表した声明によると、プーチン氏は「われわれの時代において主要な戦略的課題の1つが、デジタル空間における大規模な対立が起こるリスクだ」と指摘した。その上で情報・通信セキュリティー分野において「両国関係を再起動」する措置を求めた。これには、内政不干渉を相互に確約することなどが含まれるとしている。
米ロは「選挙不干渉で協定を」 プーチン氏が停戦提案
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