米国とイスラエルは約1カ月にわたる戦争で、イランのミサイル発射拠点を標的とし、一部には繰り返し攻撃を加えている。だがイランによるミサイル発射は止まっていない。軍事アナリストや元米軍将校らによると、イランは戦争初期の空爆でペルシャ湾沿岸近くの基地やトラック発射台が大きな打撃を受けた。そのため現在は、自国領土の奥深くからより長射程のミサイルを発射しているという。イランが発射するミサイルは、1日約12発と大幅に減少しているが、イスラエルや湾岸地域のアラブ諸国にある防空体制が手薄な場所を標的としており、より大きな被害をもたらしている例もある。また発射されるミサイルの数が減っても、イラン政府が目標を達成する上で役立っている。同国の狙いは戦争を長引かせ、原油輸出国である湾岸諸国と米国に経済的コストを課し、現状を乗り切って次の戦いに備えることにある。
米イスラエルの猛攻、耐え忍ぶイラン
イランは戦争を長期化させ、敵対国に経済的打撃を与えようとしている
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