11月の米大統領選に向け、ドナルド・トランプ大統領は前回2016年の9月時点よりも全体的に厳しい立場に立たされているが、ヒスパニック系や白人労働者層の支持が伸びており、勝利への道は残されている。一方、民主党候補のジョー・バイデン氏は、前回選挙で同党候補だったヒラリー・クリントン氏よりも高齢者や白人大卒者の支持を獲得している。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)とNBCニュースが共同で実施した最新の世論調査で明らかになった。今月行われた調査では、バイデン氏のトランプ氏に対するリードは8ポイントとなった。16年9月の調査では、同じくトランプ氏と対戦したクリントン氏のリードは6ポイントだった。バイデン氏は当時のクリントン氏よりも多くの激戦州で優位に立っている。
トランプ氏劣勢も、選挙人の獲得数で勝利する余地 WSJ/NBC調査
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