米大統領選の第1回討論会から一夜明けた30日、ドナルド・トランプ大統領とジョー・バイデン前副大統領がそれぞれの選挙戦テーマに焦点を戻そうと務める中、討論会でトランプ氏が白人至上主義者への糾弾の求めをかわしたことを巡って共和・民主両党の幹部らに波紋が広がった。バイデン氏はこの日、オハイオ州東部とペンシルベニア州西部の遊説を開始。クリーブランドの鉄道駅で、討論会はトランプ氏が米労働者層の生活を理解していないことを証明したと述べた。一方のトランプ氏は、討論会で進行役を務めたFOXニュースのクリス・ウォラス氏をツイッターで酷評したほか、バイデン氏が民主党の一段とリベラル色の強いメンバーから距離を置こうとしたと指摘した。
トランプ氏、白人至上主義への姿勢巡り波紋
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