米上院商務委員会は1日、フェイスブックのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)、ツイッターのジャック・ドーシーCEO、アルファベットと傘下グーグルなどスンダー・ピチャイCEOの召還を承認する動議を可決した。米大統領選のさなかにソーシャルメディア(SNS)大手の公聴会が開かれる可能性がある。議員らは3社のトップに証言を求める背景として、企業によるサイト上のコンテンツやプライバシーなどの管理に関して免責を認める通信品位法第230条の見直しの必要性を挙げた。共和党と民主党の議員26人で構成される同委員会が全会一致で可決した。その後の開催日に関する協議では、一部の民主党議員は11月3日の大統領選後を支持したものの、委員会で多数派の共和党議員は早期開催に前向きな姿勢を見せている。