次の「親切の日」に向けた準備

次の「親切の日」の前には、前回の「親切の日」のことを思い出しながら、計画を立てましょう。日記やメモを取っている場合は、それを読み返しましょう。

できるだけ、これまでにやってこなかった親切行動を計画してください。

また、以前の「親切の日」で改善の余地があった部分は、改善できるよう計画するのもいいでしょう。

この親切行動のエクササイズの目的は、実際に親切行動を取る心の習慣をつくることで、「与える力」を養っていくことです。

しかし、このエクササイズの効用は、「与える力」のトレーニングだけにおさまりません。

リュボミアスキー教授の研究によると、このエクササイズをすると、生きがいや幸せを感じられるようになることが明らかになっています。

このエクササイズと生きがいと幸せの効果については、本書第7講で詳しく紹介します。

なぜ、5つの親切を1日にまとめるのか? 違う親切行動を取るのか?

このエクササイズに、リュボミアスキー教授が発見した「幸せへの秘密」が隠されているのです。

星 友啓(Tomohiro Hoshi)
スタンフォード大学・オンラインハイスクール校長
経営者、教育者、論理学者
1977年生まれ。スタンフォード大学哲学博士。東京大学文学部思想文化学科哲学専修課程卒業。教育テクノロジーとオンライン教育の世界的リーダーとして活躍。コロナ禍でリモート化が急務の世界の教育界で、のべ50ヵ国・2万人以上の教育者を支援。スタンフォード大学のリーダーの一員として、同大学のオンライン化も牽引した。スタンフォード大学哲学部で博士号取得後、講師を経て同大学内にオンラインハイスクールを立ち上げるプロジェクトに参加。オンラインにもかかわらず、同校を近年全米トップ10の常連に、2020年には全米の大学進学校1位にまで押し上げる。世界30ヵ国、全米48州から900人の天才児たちを集め、世界屈指の大学から選りすぐりの学術・教育のエキスパートが100人体制でサポート。設立15年目。反転授業を取り入れ、世界トップのクオリティ教育を実現させたことで、アメリカのみならず世界の教育界で大きな注目を集める。本書が初の著書。
【著者公式サイト】(最新情報やブログを配信中)
https://tomohirohoshi.com/