優秀な上司ほど
部下の「仕事のばらつき」が少ない

 また、日本マイクロソフトの職場データを見る限り、「優秀なマネジャーほど部下の仕事のばらつきが少ない」という傾向もあります。

 それぞれの部下の状況に合わせて、質・量の最適配分を行えるのが優れたマネジャーである。言われてみれば「たしかに、そうだろう」と感じるところですが、徹底したデータドリブンの視点で言われると、非常に説得力があります。

 部下の仕事の配分をどうするか。特定の人の労働時間が極端に長いのは問題ですし、業務を遂行するにあたり、優秀な個人への依存度が高いのは組織の脆弱性にもつながります。

 優秀な人に仕事が集まるのは世の常ですが、まずは部下それぞれが「どのような仕事を、どのくらいやっているのか」をきちんと把握する。すべてはそこからです。

 少ない人数で、効率よく、チームとしての業績を上げるためには、上司がいかに適切な仕事配分をするか。あるいは、リモートワークでも十分な業績を上げられるような、適切な仕事の任せ方ができているか。その一丁目一番地が、業務量の把握です。